「オルカンに500万円投資したら、10年後はいくらになる?」
「600万円を20年間運用したら、どのくらい増える?」
「1000万円あれば老後までにいくらになる?」
オルカンへの投資額が増えてくると、将来どのくらいの資産になるのか気になりますよね。
特に長期投資では、元本の大きさだけでなく**「何年間運用するか」**によって将来の資産額が大きく変わります。
そこでこの記事では、オルカンに
- 500万円
- 600万円
- 1000万円
を投資した場合、10年後・20年後にいくらになるのかを年利3%・5%・7%でシミュレーションします。
今回は毎月積み立てるケースではなく、すでに500万円・600万円・1000万円を投資しており、追加投資をせずに運用を続けた場合として計算します。
※一定の利回りで運用できたと仮定したシミュレーションです。実際の運用成果を保証するものではありません。
↓オルカンの特徴や投資先について詳しく知りたい方は、こちらの記事で初心者向けに解説しています。↓

オルカンに500万円投資したら10年後はいくら?
まずは500万円をオルカンで10年間運用した場合です。
500万円を10年間運用
| 想定利回り | 10年後 |
|---|---|
| 年利3% | 約672万円 |
| 年利5% | 約814万円 |
| 年利7% | 約984万円 |
年利5%で運用できた場合、500万円は10年後に約814万円になります。
元本500万円に対して、運用益は約314万円です。
年利7%なら約984万円となり、シミュレーション上では1000万円に近づきます。
ただし、オルカンが毎年3%・5%・7%と一定のペースで増えるわけではありません。
実際には大きく上昇する年もあれば、暴落によって資産が減る年もあります。
あくまで将来の資産額を考えるための目安として見ておきましょう。
↓オルカンそのものが今後10年間でどうなるのか気になる方は、将来のリターンやリスクについてこちらでも詳しく解説しています。↓

オルカンに500万円投資したら20年後はいくら?
同じ500万円でも、運用期間を20年間にすると複利の効果がさらに大きくなります。

500万円を20年間運用
| 想定利回り | 20年後 |
|---|---|
| 年利3% | 約903万円 |
| 年利5% | 約1,327万円 |
| 年利7% | 約1,935万円 |
年利5%の場合は約1,327万円。
運用益だけで約827万円になります。
10年後の約814万円と比べると、さらに10年間運用することで資産額が大きく増えていることが分かります。
これは、投資で得た利益をそのまま運用することで、その利益にも利益がつく**「複利」**の効果が期待できるためです。
長期投資では「いくら投資するか」と同じくらい、運用する時間を確保することも重要になります。
オルカンに600万円投資したら10年後はいくら?
続いて、600万円を10年間運用した場合です。
600万円を10年間運用
| 想定利回り | 10年後 |
|---|---|
| 年利3% | 約806万円 |
| 年利5% | 約977万円 |
| 年利7% | 約1,180万円 |
年利5%なら、600万円は10年後に約977万円になります。
元本から約377万円増える計算です。
年利7%なら約1,180万円となり、1000万円を超えます。
すでに600万円を投資している場合、
「もっと積み立てないと資産形成できない」
と焦る必要はありません。
もちろん追加投資を続ければ資産形成をさらに進められる可能性がありますが、すでに投資している600万円にも長期間運用することで複利の効果が期待できます。
オルカンに600万円投資したら20年後はいくら?
600万円を20年間運用すると、次のようになります。

600万円を20年間運用
| 想定利回り | 20年後 |
|---|---|
| 年利3% | 約1,084万円 |
| 年利5% | 約1,592万円 |
| 年利7% | 約2,322万円 |
年利5%なら約1,592万円。
元本600万円に対して、運用益は約992万円になります。
10年後では約977万円だったため、その後さらに10年間運用することで約615万円増える計算です。
このように、まとまった資産ができてからは、
「さらにたくさん投資すること」
だけでなく、
「今ある資産を長く運用すること」
も資産形成では重要になります。
ただし、オルカンは元本保証の商品ではありません。
20年間の途中には大きな暴落が起こる可能性もあります。
生活費や数年以内に使う予定のお金まで投資するのではなく、基本的には当面使う予定のない余裕資金で考えることが大切です。
オルカンに1000万円投資したら10年後はいくら?
ここからは、1000万円をオルカンで運用した場合を見ていきます。
新NISAなどで長期間投資を続けていると、運用資産が1000万円を超えてくる人もいるでしょう。
では、1000万円を追加投資せず、そのまま10年間運用した場合はいくらになるのでしょうか。
1000万円を10年間運用
| 想定利回り | 10年後 |
|---|---|
| 年利3% | 約1,344万円 |
| 年利5% | 約1,629万円 |
| 年利7% | 約1,967万円 |
年利5%で運用できた場合、1000万円は10年後に約1,629万円になります。
元本1000万円に対して、運用益は約629万円です。
年利7%なら約1,967万円となり、シミュレーション上では2000万円に近づきます。
元本が大きくなると、同じ利回りでも増える金額は大きくなります。
例えば年利5%の場合、単純に1年間の5%だけを見ると、
500万円なら25万円
1000万円なら50万円
です。
実際の運用では毎年一定に増えるわけではありませんが、資産額が大きくなるほど、値動きする金額も大きくなっていきます。
オルカンに1000万円投資したら20年後はいくら?
次に1000万円を20年間運用した場合です。

1000万円を20年間運用
| 想定利回り | 20年後 |
|---|---|
| 年利3% | 約1,806万円 |
| 年利5% | 約2,653万円 |
| 年利7% | 約3,870万円 |
年利5%の場合、1000万円は20年後に約2,653万円になります。
運用益は約1,653万円です。
さらに年利7%なら約3,870万円。
一方、年利3%で考えた場合でも約1,806万円になります。
年利5%の場合を10年後と比較すると、
10年後:約1,629万円
20年後:約2,653万円
となります。
最初の10年間で増える金額は約629万円ですが、その後の10年間では約1,024万円増える計算です。
運用期間が長くなるほど、増えた資産にも運用効果が期待できるため、複利の影響が大きくなっていきます。
500万円・600万円・1000万円の10年後を比較
ここまでの結果をまとめて比較してみましょう。
10年間運用した場合
| 元本 | 年利3% | 年利5% | 年利7% |
|---|---|---|---|
| 500万円 | 約672万円 | 約814万円 | 約984万円 |
| 600万円 | 約806万円 | 約977万円 | 約1,180万円 |
| 1000万円 | 約1,344万円 | 約1,629万円 | 約1,967万円 |
年利5%で見ると、
500万円 → 約814万円
600万円 → 約977万円
1000万円 → 約1,629万円
となります。
10年間でも元本が大きいほど運用益は大きくなります。
ただし、10年間運用すれば必ず利益が出るわけではありません。
投資するタイミングやその後の相場によっては、10年後でも元本を下回っている可能性があります。
500万円・600万円・1000万円の20年後を比較
続いて20年間運用した場合です。
20年間運用した場合
| 元本 | 年利3% | 年利5% | 年利7% |
|---|---|---|---|
| 500万円 | 約903万円 | 約1,327万円 | 約1,935万円 |
| 600万円 | 約1,084万円 | 約1,592万円 | 約2,322万円 |
| 1000万円 | 約1,806万円 | 約2,653万円 | 約3,870万円 |
年利5%なら、
500万円 → 約1,327万円
600万円 → 約1,592万円
1000万円 → 約2,653万円
です。
10年後と20年後を比較すると、長く運用することの影響の大きさが分かります。
特に1000万円の場合、年利5%のシミュレーションでは10年後の約1,629万円から、20年後には約2,653万円まで増えます。
資産形成では、
「いくら投資するか」
だけでなく、
「いつまで運用を続けられるか」
も重要なポイントです。
資産が1000万円を超えると暴落時の減少額も大きくなる
ここまでを見ると、
「1000万円まで投資できれば、あとは長く運用すればいい」
と思うかもしれません。
ただし、資産額が大きくなるほど注意したいのが暴落時に減る金額です。
例えば1000万円を運用しているときに30%下落すると、単純計算では、
1000万円 → 約700万円
となります。
一時的とはいえ、約300万円減ることになります。
500万円なら同じ30%下落でも約150万円の減少です。
下落率は同じでも、資産額が大きくなるほど実際に動く金額は大きくなります。
そのため1000万円、2000万円と資産が増えてきたときほど、
「暴落しても売らずに持ち続けられるか」
を考えておくことが大切です。
↓オルカンが暴落した場合にどのくらい下がる可能性があるのか、過去の下落や暴落時の考え方はこちらの記事で詳しくまとめています。↓

500万円・600万円・1000万円を一括投資しても大丈夫?
ここまでのシミュレーションを見ると、
「まとまったお金があるなら、早く全部投資した方がいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、一括投資には注意点もあります。
例えば1000万円を一括投資した直後に30%下落すると、単純計算では、
1000万円 → 約700万円
となります。
約300万円の含み損です。
長期投資と分かっていても、実際に数百万円単位で資産が減れば、不安になって売りたくなる可能性があります。
そのため一括投資をする場合は、
「暴落しても持ち続けられる金額か」
を考えることが大切です。
一度に投資するのが不安なら、数回に分けて投資する方法もあります。
将来の値動きを正確に予測することはできないため、一括投資と分割投資のどちらが必ず正解とは言えません。
自分が長く続けやすい方法を選びましょう。
↓まとまった資金を一括で投資するか、分けて積み立てるか迷っている方はこちらも参考にしてください。↓

10年後・20年後に暴落していたらどうする?
今回のシミュレーションでは一定の利回りを使いましたが、実際のオルカンの値動きはもっと複雑です。
特に注意したいのが、お金を使う直前の暴落です。
例えば20年後に2000万円まで増えていたとしても、その直後に30%下落すれば、
2000万円 → 約1400万円
になる可能性があります。
老後資金などとしてすぐ使う予定なら、大きな影響を受けます。
そのため、
「20年間運用したら全部売る」
と年数だけで決めるのではなく、
「そのお金をいつ使うのか」
から考えることが重要です。
数年以内に使う予定のお金は、必要に応じて少しずつ現金などに移していく方法もあります。
反対に、20年後も使う予定がないお金なら、そのまま運用を続けるという選択肢もあります。
年利3%・5%・7%のどれで考えればいい?
今回の記事では、年利3%・5%・7%の3パターンを紹介しました。
では、実際の資産計画では何%を使えばいいのでしょうか。
将来の利回りは誰にも分かりません。
そのため、
年利7%だけを前提に資産計画を立てるのは避けた方がいいでしょう。
私は将来の資産額を考えるとき、5%を一つの目安にしながら、3%の場合も確認するようにしています。
例えば600万円を20年間運用した場合、
年利3% → 約1,084万円
年利5% → 約1,592万円
年利7% → 約2,322万円
と大きな差があります。
「20年後は絶対に2000万円以上になる」と考えるのではなく、複数の利回りで将来を考えておくことが大切です。
すでに500万円・600万円あるなら追加投資は必要?
すでにオルカンを500万円、600万円保有している人は、
「もっと投資額を増やさないといけない?」
と考えるかもしれません。
しかし、無理をして投資額を増やす必要はありません。
今回のシミュレーションでは、600万円を追加投資せず年利5%で20年間運用すると約1,592万円になりました。
もちろん積立を続ければ、さらに資産が増える可能性があります。
一方で、生活費まで削って投資額を増やし、暴落したときに続けられなくなっては本末転倒です。
まずは生活防衛資金を確保し、そのうえで余裕があれば積立を続ける。
「最大限投資する」より「長く続けられる金額を投資する」
という考え方も大切です。
まとめ|500万円・600万円・1000万円は長期運用で大きく変わる
最後に今回のシミュレーションを、年利5%の場合でまとめます。
| 元本 | 10年後 | 20年後 |
|---|---|---|
| 500万円 | 約814万円 | 約1,327万円 |
| 600万円 | 約977万円 | 約1,592万円 |
| 1000万円 | 約1,629万円 | 約2,653万円 |
今回のポイントは次のとおりです。
✅500万円でも長期運用によって1000万円を超える可能性がある
✅600万円を年利5%で20年間運用すると約1,592万円
✅10年より20年と、運用期間が長くなるほど複利の効果が期待できる
✅資産額が大きくなるほど暴落時に減る金額も大きくなる
✅将来の利回りは分からないため、複数のケースで考える
オルカンに500万円・600万円・1000万円投資しても、将来いくらになるかを正確に予測することはできません。
しかし、今回のシミュレーションから分かるのは、まとまった資産を長期間運用することの影響は大きいということです。
短期的な値動きだけを見て売買を繰り返すのではなく、生活防衛資金を確保したうえで、余裕資金を長期で運用することが大切です。
そして資産が増えてきたら、
「いくらまで増やすか」だけでなく「いつ使うのか」
も考えていきましょう。

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