「新NISAを始めたいけど、何から始めればいいか分からない…」
そんな悩みを持つ方は少なくありません。
これまでの記事では、
- 新NISAとは何か
- メリット・デメリット
- 毎月いくら積み立てればいいのか
- おすすめの商品
- おすすめの証券会社
について紹介してきました。
でも、実際に始めるとなると、
- 口座開設って難しそう…
- マイナンバーカードは必要?
- 商品はいつ選ぶの?
- 積立設定ってどうやるの?
など、不安になりますよね。
実は、新NISAを始めるまでの流れはとてもシンプルです。
一度積立設定をしてしまえば、あとは自動で積み立てが続くため、毎月自分で購入する必要はありません。
私自身も最初は「難しそう」というイメージを持っていましたが、実際にやってみると、思っていたよりもスムーズに始めることができました。
この記事では、新NISAを始めるまでの流れを5つのステップに分けて、初心者の方にも分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、「これなら自分にもできそう!」と思えるはずです。
① 新NISAを始める前に準備するもの
新NISAを始める前に、まずは必要なものを準備しておきましょう。
あらかじめ用意しておくことで、口座開設の手続きがスムーズに進みます。
ここでは、基本的に準備しておきたい4つを紹介します。

1.マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
新NISA口座を開設するには、マイナンバーの提出が必要です。
現在はマイナンバーカードを持っている方も多く、スマートフォンで撮影して提出できる証券会社がほとんどです。
まだ持っていない場合でも、通知カードなどで対応できるケースがありますが、本人確認書類が追加で必要になることがあります。
2.本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認ができる書類を準備します。
最近では、スマートフォンで撮影してアップロードするだけで手続きが完了する証券会社が多く、郵送の必要がない場合もあります。
3.銀行口座
積立投資を行うためには、引き落としに利用する銀行口座が必要です。
証券会社によっては、
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
などと連携すると便利なサービスを利用できることがあります。
ただし、普段使っている銀行口座でも問題なく始められる場合がほとんどです。
4.メールアドレス・スマートフォン
口座開設では、
- メールアドレス
- SMS認証
が必要になることがあります。
普段利用しているスマートフォンがあれば、特別な準備は必要ありません。
準備は10分もあれば十分
ここまで見ると、
「用意するものが多いな…」
と感じるかもしれません。
しかし、多くの方はすでに持っているものばかりです。
事前に準備しておけば、申し込みは10〜20分ほどで終わることが多いでしょう。
② STEP1 証券会社で口座を開設する
準備ができたら、いよいよ証券会社で口座を開設します。
前回の記事でも紹介したように、初心者におすすめなのは、
- 楽天証券
- SBI証券
の2社です。
どちらも新NISAに対応しており、人気の投資信託を取り扱っています。
口座開設の流れ

基本的な流れはどの証券会社でもほとんど同じです。
① 公式サイトへアクセス
② 「口座開設」を選択
③ メールアドレスを登録
④ 本人確認書類を提出
⑤ 必要事項を入力
⑥ 審査完了を待つ
インターネットショッピングの会員登録をするような感覚で進められるため、特別な知識は必要ありません。
スマホだけでも申し込みできる
最近では、ほとんどの証券会社でスマートフォンだけで申し込みが完結します。
本人確認書類もスマホで撮影してアップロードするだけなので、郵送の手間はほとんどありません。
「パソコンがないと難しそう…」
という心配は不要です。
口座開設には数日かかる
申し込みをしたその日に投資を始められるわけではありません。
本人確認や審査があるため、口座開設まで数日かかることが一般的です。
そのため、
「投資を始めよう!」
と思ったら、まずは早めに申し込みだけ済ませておくことをおすすめします。
証券会社選びで迷いすぎないことも大切
「楽天証券とSBI証券、どっちがいいんだろう…」
と何日も悩んでしまう方もいます。
もちろん比較することは大切ですが、新NISAは早く始めて長く続けることが資産形成の基本です。
どちらも人気が高く、多くの初心者に選ばれている証券会社です。
迷いすぎて始めるタイミングを逃してしまうより、自分が使いやすそうだと思う方を選び、一歩踏み出すことをおすすめします。
③ STEP2 新NISA口座を開設する
証券口座が開設できたら、次は新NISA口座を開設します。
「証券口座を作っただけではダメなの?」
と思う方もいるかもしれませんが、新NISAを利用するには専用のNISA口座が必要です。
多くのネット証券では、証券口座の申し込みと同時に新NISA口座も申し込めるため、特別に難しい手続きはありません。

新NISA口座の開設方法
基本的な流れは次のとおりです。
① 証券口座を申し込む
② 新NISA口座も同時に申し込む
③ 税務署による確認
④ 利用開始
申し込み時に「NISA口座を開設する」を選ぶだけなので、数分で完了します。
税務署の確認とは?
新NISAは1人につき1口座しか持つことができません。
そのため、
「すでに別の証券会社でNISA口座を持っていないか」
を税務署が確認します。
この確認には数日〜2週間程度かかることがあります。
そのため、申し込んだその日に新NISAを利用できるわけではありません。
以前NISA口座を持っていた人は?
旧NISAを利用していた方や、以前ほかの証券会社でNISA口座を作ったことがある方は、金融機関の変更手続きが必要になる場合があります。
ただし、初めて新NISAを始める方は、基本的にそのまま申し込めば問題ありません。
焦らず開設を待とう
「まだ開設されない…」
と心配になる方もいますが、税務署の確認には時間がかかることがあります。
これは誰でも同じなので、安心して待ちましょう。
口座が開設されると、登録したメールアドレスに通知が届くことがほとんどです。
④ STEP3 投資する商品を選ぶ
新NISA口座が開設できたら、次はいよいよ投資する商品を選びます。
ここで一番悩む方が多いのですが、初心者だからといって難しく考える必要はありません。
むしろ、商品を増やしすぎないことが大切です。
初心者に人気なのはこの2本
現在、多くの初心者に選ばれている投資信託は次の2つです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」と呼ばれる人気商品です。
世界中の株式に分散投資できるため、
「どの国が成長するのか分からない」
という方でも始めやすいのが特徴です。
私自身も現在、新NISAではオルカンを中心に積み立てています。
将来どの国が伸びても、その恩恵を受けられる可能性があるため、長期投資との相性が良いと考えています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
もう一つ人気なのが、S&P500に連動する投資信託です。
アメリカを代表する企業約500社に投資できるため、
- Apple
- Microsoft
- NVIDIA
- Amazon
など、世界的な企業へまとめて投資できます。
アメリカ経済の成長を期待する方に人気があります。
どちらを選べばいい?
私なら、初心者にはオルカンをおすすめします。
理由は、
- 世界中へ分散投資できる
- 特定の国だけに頼らない
- 長期投資と相性が良い
からです。
一方で、
「アメリカの成長を信じている」
という方なら、S&P500を選ぶという考え方もあります。
どちらも人気が高く、長期投資向きの商品なので、「どちらが絶対に正解」というものではありません。
商品を増やしすぎないことが大切
初心者ほど、
「いろいろ買ったほうが安心かな?」
と思いがちです。
しかし、
- オルカン
- S&P500
- バランスファンド
- テーマ型ファンド
と次々に増やしてしまうと、自分でも何に投資しているのか分かりにくくなります。
まずは1本、多くても2本から始めるのがおすすめです。
商品選びで一番大切なのは「続けられること」
新NISAでは、「どの商品を買うか」ももちろん大切です。
しかし、それ以上に大切なのは長く積み立てを続けることです。
途中でやめてしまうよりも、自分が納得できる商品を選び、毎月コツコツ積み立てるほうが資産形成につながりやすいでしょう。
⑤ STEP4 積立金額を決める
投資する商品が決まったら、次は毎月いくら積み立てるかを決めます。
ここで多くの人が悩むのが、
「いくらから始めればいいんだろう?」
ということです。
結論から言えば、無理のない金額から始めることが一番大切です。
新NISAは短期間で大きく稼ぐ制度ではなく、10年、20年と時間をかけて資産を育てる制度です。
そのため、最初から高額を積み立てる必要はありません。

積立金額の目安
生活スタイルによっておすすめの金額は変わります。
月5,000円
投資を体験してみたい方におすすめです。
少額でも積立投資の仕組みを知ることができ、価格が上下する感覚にも慣れることができます。
月1万円
初心者に人気の積立額です。
無理なく続けやすく、「まずは始めてみたい」という方に向いています。
月3万円
将来の資産形成をしっかり考えたい方におすすめです。
40代からでも20年以上積み立てることで、複利の効果を期待できます。
月5万円以上
教育費や老後資金など、将来に向けて積極的に資産形成をしたい方に向いています。
ただし、生活費や急な出費に影響しない範囲で設定することが大切です。
私の考え方
私自身も最初から大きな金額を投資していたわけではありません。
株主優待目的で投資を始めた頃は、値動きが気になってしまい、長く続けることができませんでした。
その後、新NISAについて学び、「長期・積立・分散」が資産形成の基本だと知り、積立投資を再開しました。
今ではオルカンを中心に積み立てを続けています。
私が感じたのは、
「大きな金額を投資すること」よりも、「続けられる金額を決めること」の方が大切
ということです。
家計に余裕を残すことも忘れずに
投資は将来のために行うものですが、現在の生活を苦しくしてしまっては意味がありません。
例えば、
- 生活防衛資金を確保する
- 教育費を準備する
- 急な出費にも対応できるようにする
こうしたことも考えながら積立金額を決めましょう。
「少し物足りないかな」と思うくらいの金額から始める方が、結果的に長く続けられるケースも多いです。
⑥ STEP5 積立設定をしたら放置でOK
積立金額まで決まったら、最後は積立設定です。
ここまで終われば、新NISAを始める準備は完了です。

一度設定すれば自動で積立
積立設定をすると、毎月決めた日に自動で投資信託を購入してくれます。
そのため、
- 毎月購入する操作
- 買うタイミングを考える
といった手間はありません。
仕事や家事、育児で忙しい方でも続けやすいのが積立投資の魅力です。
毎日値動きを見なくても大丈夫
投資を始めると、
「今日は上がったかな?」
「下がっているけど売った方がいい?」
と気になってしまう方もいます。
しかし、新NISAは長期投資が前提です。
毎日の値動きに一喜一憂する必要はありません。
むしろ、価格が下がる時期も積立を続けることで、将来的に平均購入価格を抑えられる可能性があります。
続けることが最大のポイント
投資で大切なのは、「完璧なタイミングで始めること」ではありません。
続けることです。
私自身も投資を始めた頃は、株価ばかり気にしていました。
しかし、新NISAで積立投資を始めてからは、「毎月自動で積み立てる仕組み」を作ったことで、以前よりも気持ちに余裕が生まれました。
今では、値動きを毎日確認することはほとんどありません。
まとめ|最初の一歩を踏み出せば、未来は少しずつ変わる
新NISAを始めるまでの流れは、次の5ステップです。

こうして見ると、意外とシンプルだと感じた方も多いのではないでしょうか。
私も最初は、「投資は難しそう」「自分にできるかな」と思っていました。
でも、一歩踏み出してみると、思っていたよりも手続きは簡単で、積立設定まで終われば、あとは自動で資産形成を続けられる仕組みができました。
新NISAは、短期間で大きく利益を出す制度ではありません。
時間を味方につけて、コツコツ積み立てることで将来の安心につなげる制度です。
「いつか始めよう」と思っているうちに時間は過ぎてしまいます。
だからこそ、今日が一番早く始められる日です。
まずは口座開設だけでも行い、将来の自分や家族のために資産形成の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
よくある質問(FAQ)
Q1. 新NISAはいくらから始められますか?
証券会社や商品によって異なりますが、100円から積立できる投資信託もあります。まずは無理のない金額から始めることが大切です。
Q2. 口座開設にはどれくらい時間がかかりますか?
申し込み自体は20分程度で終わることが多く、口座開設までは数日〜2週間程度が一般的です。
Q3. 一度設定した積立金額は変更できますか?
はい。積立金額はあとから増額・減額できる証券会社がほとんどです。ライフスタイルに合わせて調整しながら続けましょう。
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